SEO.appは、SEOに最適化された記事をChatGPT上で生成するための非常に強力なChatGPTプラグインです。
このプラグインを使うことで、誰でも非常に簡単に、SEOを考慮した記事作成やリライトを行うことができる、筆者お勧めアプリの1つです。
この記事では、SEO.appを有効にする方法と、その具体的な機能と使い方について説明します。
SEO.appの有効化
月額20$のプランに契約し、GPT4を選択してから使いましょう
まず最初に、SEO.appを有効にします。これは、OpenAIのダッシュボードから行うことができます。
まずはPluginStoreで「SEO.app」と検索しましょう。
そこから「SEO.app」を選択し、インストールします。
インストール完了後、プラグインの一覧から有効化ボタンをクリックするだけで、SEO.appが有効になります。
これで準備OKです。
SEO.appの機能
SEO.appには、以下の主な機能があります。
- インプットした情報からSEO最適化された記事を作成する
- 指定したURLの記事を読み込み、SEO最適化のためのアドバイスを行う
1つずつ見てみましょう。
SEO最適化記事の作成
特定のキーワードに最適化された新しい記事を作成することができます。
例えば、「chatGPT SEO.app 使い方」というキーワードで記事を作成したい場合、以下のようなプロンプトを入力します。
コピーして使ってみてね!
言語は日本語で記載してください。
SEO.appを有効にする手段と、SEO.appの具体的な機能の説明および使い方を説明する記事にしてください
なおこの際、参考にする記事を指定することもできます。
その場合は、
[記事のURL]
といった具合に入力します。
参考となる記事は複数指定可能です。
これだけで簡単に記事本文、および記事のメタキーワードとメタディスクリプションを提示してます。
非常に簡単ですね。
既存記事のSEOリライト
既存の記事をSEOに最適化するためにリライトすることも可能です
例えば、特定のURLの記事をリライトしたい場合、以下のようなプロンプトを入力します。
また記事の中身や方向性の説明を含めることも可能です。
アウトプットとして、次のような情報を得ることができます。
※これは得られるアウトプットの一部です。実際には、試してみてね!
- 見出しに含めるべき文言
- 含めるべきLSIエンティティ(潜在的意味インデックス化エンティティ)
- 記事の長さについてもアドバイス
- 含めるべきFAQ
SEO.appを使うメリットデメリット、使ってみた感想
SEO.appを使うメリットは、構造的にSEO最適化された記事を容易に生成できることです。
文中のワードもある程度考慮されているので非常に効率が良いといえると思います。
一方でデメリット、というか実際に使ってちょっと微妙だなと思ったのは、「書きたかった記事とは絶妙に違うものが出力される」ということです。
これはSEO.appに限らずChatGPTにライティングをさせる場合について回る問題ですね。
細かい表現や、書きたかった内容をAIが組んでくれるわけではないのです。
既存記事の改善だって、アドバイスを見ても、「あれ、そういう記事じゃないんだけどな…」と思ったりすることがあると思います。
プロンプトを入力する際に、「こういう見出しを使ってください」とか「こういうことを書いてください」という指定で、ある程度記事の方向性を動かすことは可能です。
ただ、それではオリジナリティは出ません。
本文の内容については、出力された記事をベースに、自分の表現に書き換えていく、自分が言いたいことを乗せていく、という作業を個別に行うのが良い、と考えます。
ここまで読んでくださった方はお気づきかもしれませんが、この記事自体がまさに、SEO.appを使って執筆した記事です。
この「SEO.appを使うメリットデメリット、使ってみた感想」という見出し以下は、100%手書きですが、それ以前はSEO.appを使って執筆されたテキストをベースに書いています。
そのままは使っていません。
途中画像をはったり、説明を書き直したりしています。骨組みを作ってもらっているイメージですね。
単にSEO.appで生成するだけであれば、誰でもできます。
誰でもできるからこそ、そのまま載せるだけでは周りに埋もれてしまいます。
あなたならではの文章、記事に仕立て上げる作業が必要です。
SEO.appは非常に便利なChatGPTプラグインです。うまく有効活用して、SEO最適化されていて、かつオリジナリティのある記事を作ってみてください。