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エンジニアとして2回目の転職をしました。

駒鳥です。昨年の秋、人生2度目の転職をしました。今回はエンジニアとしてのキャリアを見据え、求めるポジションや業界を絞り込んで転職活動を行いました。

2度目の転職は、前回の転職活動とは異なる目標や考え方で臨みました。
前職では、自社でWEB・アプリのサービスを提供する事業会社でチームのマネジメントをしていましたが、今回の転職で教育系の事業会社に入社し、その中の開発部門に所属しています。

簡単なプロフィール
新卒でSIer系のソフトハウスに入社。客先常駐での開発業務に従事。3年で1回目の転職。
転職後は自社のWEB・アプリ開発を行う事業会社で開発・運用、途中からプロジェクトマネジメントなどを経験。
7年ほど経った昨年の秋に現在の教育系の事業会社に2回目の転職をし、開発部門で働いています。

この記事では、2度目の転職活動で重視したポイントや、今回の転職で起きた出来事、1回目の転職との違いを振り返ったり、転職後に感じたことやアドバイスをお伝えしていきたいと思います。
転職を考えているエンジニアの皆さん、複数回の転職について悩んでいるエンジニアの皆さんにとって、少しでもお役に立てる情報があれば幸いです。

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2度目の転職をしようと思った動機と転職の目標

2度目の転職をしようと思った動機は、主に給与の問題業務内容にありました。

給与の問題

前職では評価の仕方が定性的で年功序列型に近い状態でした。
偶然、他の人の年収を知ったことをきっかけに、自分の年俸に対して不満を感じるようになりました。
「あれ、この人の年収、僕より上なの?」と思ってしまったのは大きなきっかけですね。

また、この会社は年収に対するボーナスの割合が、平均と比べても高くなっていました。
年収の割に毎月の月収があまり多くない状態だったため、今後のことを踏まえて、より生活を安定させるために転職を考えるようになりました。
というのも、ちょうど結婚をして先のことをちゃんと(遅いという指摘はその通り)考え始めたのです。

ボーナスは、どれだけもらえるかを明確に定められていない、いわば水物であると考えています
これに頼らず、毎月余裕をもって生活していきたいという想いがありました。

業務内容

業務内容については、BtoBの領域での業務が増えてきており、自分でサービスを作ってビジネスをしていく感覚が弱くなっていました。
このブログでも何度か書いていますが、BtoBの業務は特有のしんどさがあります。
まあ会社が変わって環境も違うので、いわゆるSIer的つらさはないものの、やっぱり乗り気しないよなーっていうのが本音。

作るものに対してもそんなに情熱がわかない、ということも増えていたので、お給料の問題と合わせて転職を決意しました。

転職の目標・ゴール

今回2度目の転職では、次の2つをゴール・目標として事前に定めていました。

  • 給与アップ
  • その事業の社会貢献度が高いものであること

この2つです。

転職したい理由を明確にして、じゃあそこに対する不満を満たすことができればOKという考え方でした。

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2回目の転職の実際の進め方

それではここからは、実際に転職活動がどのように進んでいったのかを説明していきます。

転職サイトやエージェントの利用方法

当然、いわゆる転職サイト、転職エージェントを利用しました。
1回目の転職の時もそうでしたが、基本は転職エージェントを使って転職を進めます。
企業との調整は基本的に行ってくれるのもありますが、用意した履歴書や職務経歴書の添削もしてくれることがほとんどで、第3者の目を転職プロセスに含めることができる、というのは大きなメリットです。

実際に利用した転職サイトは2つ。

  • ビズリーチ
  • リクルートダイレクトスタッフ

この2つです。

これらのサイトは、「企業から直接スカウトが届く!」というのが売りのサービスです。
もちろん企業からの直接オファーもありましたが、SIerやコンサル系がほとんどで、正直あまり内容に興味を持てないものがほとんどでした。
まあ、経歴的にこれらの企業からのオファーが多いだろうというのは予想できていたので、これはそんなに気にしていません。
一方、企業からのオファーよりもエージェントからのオファーが圧倒的に多く、彼らが提案してくる案件の方が僕の希望に合った案件も多かったです。

僕の場合、特に興味のある案件を紹介してくれているエージェントや、ちゃんと僕のプロフィールを読んで文章を書いてくれていそうなエージェントに対して、積極的にコンタクトをとりました。

最終的に、2社のエージェントとコミュニケーションをとりながら、応募企業を決めていくことにしました。

面接でのアピールポイントや質問

エージェントに履歴書や職務経歴書を提出し、添削してもらったらいよいよ応募、そしてそれに通った企業から面接です。

面接はまず自己紹介から始まり、これまでの経歴や担当した業務の中身、仕事をするときに意識していたことや考えていたことを聞かれることがほとんどでした。
多くの会社で、質問の中身は似通っていたというのが正直な感想ですね。
もちろん会社ごとの色、個性はあるんですが、おおよその内容は一緒なので、1パターンしっかり何をこたえるかの対策をしておけば、あとは質問に対して適切に対処していくだけです。

ちょっと驚いたのが、新卒の就活や会社選びをどうしたかの話や大学をどう選んだかを聞かれることもありました。
2回目の転職だったというのもあって、直近の話を聞かれることがほとんどで、新卒の時の話、ましてや大学選びの話を聞かれると思っていなかったので、これは少し焦りました。

ただ、これらの質問に対して、これまで自分が行ってきた選択に一貫性を持たせてアピールしました。
こういうと大げさですが、「やっぱり役に立つもの作りたいな~」とぼんやり考えていたので、それが軸なんです、という話し方をしました。
これは結構よかったと思います。

もちろん全ての質問に対して一貫性をもって答えられるわけではないのですが、その時々でどう考えて行動したかをちゃんと言語化するように心がけていました。

また、面接の際にはこちらからも質問をする機会があります。
その際、入社した際の業務の想定や、同じような立場で活躍している人はどんな人で日々どんな業務をしているのかを必ず聞くようにしていました。
これによって、企業の雰囲気や働く上での条件をより具体的にイメージすることができたのかな、と思います。

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今回の転職で起きたこと

今回、2回目の転職は1回目の時と大きく異なっていました。
僕が実感した2つの違いをご紹介します。

コロナ禍でのリモート転職活動

2022年、コロナ禍により、転職活動もリモートで行われるようになりました。
全ての面接、説明会はリモートで行われ、一歩も転職のために家を出ることなく終わりました。

面接や面談も平日の業務開始前や定時後、お昼の時間も使うことができ、非常に効率的な転職活動が可能となりました。
ただ、仕事の合間に面接するわけなので、疲労も尋常じゃありませんでした。気が休まらない。

また、リモート面接の最大の利点は、カンニングができることだと思います
想定される質問とそれに対する答えを画面に用意し、必要に応じてこっそり参照しながら進めました。
最も、あんまり派手にカンニングして棒読みになるのはよくないので、マウスを使ったりせず、キーボード操作だけで、かつ本当に必要な時にのみ行いました。
気持ち的にはこれがあることでかなり楽に進めることができました。

初めてのリファレンスチェック

リファレンスチェックとは?
リファレンスチェックとは、求人企業が応募者の過去の職場の同僚や上司に対して、応募者の働きぶりや人柄についての情報を確認することです。
近年利用する企業が増えています

今回の転職活動では、初めてリファレンスチェックを行う企業に遭遇。
前職(1社目)の同僚と上司最低1名ずつから、当時の働きっぷりを専用の画面から回答してもらう必要がありました。
久しぶりに、かつてお世話になった方々連絡を取り、質問への回答を依頼。なんだかんだ、久しぶりに話せて楽しかったですね。

あと、関西のフレンドリーな先輩だった人が、すごく丁寧なLINEを返してきて時の流れを感じました。。みんな大人になったんだな。

今回はたまたま、当時お世話になった人たちのLINEを知っていたからよかったけど、これがなかったら危なかったです。
これからは現職の人との連絡手段を持っておくこともこれからは大切ですね。

ちなみに回答してくれた人には、ささやかなお礼としてLINEギフトでスタバカードをプレゼントしました。

2回目の転職の結果と評価

完全リモートの転職活動を経て獲得した内定は3社。実はこれまでで一番多くの企業様に内定をいただきました。ありがたい。
その中から無事に転職先が決まり、昨年の秋から、新しい職場で働き始めました。

興味のあった教育というドメインの会社で、プロジェクトマネージャーとして活動をしています。

今回の転職のゴールとしていた、

  • 給与アップ
  • その事業の社会貢献度が高いものであること

この2つも何とか達成することができました。

この2回目の転職に点数をつけるとしたら、80点です。

ゴールにしていたことを満たせたのに100点じゃないの?と感じる方もいらっしゃると思います。ごもっともです。

職場環境のイメージとのギャップ

今回の転職が100点にならなかった理由の1つに、職場環境としてイメージしていたものと現実にギャップがあったことが挙げられます。

よりユーザーの目線で、ちゃんとユーザーのことを理解しながらモノづくりを行っている会社だという印象で入社。
それ自体は間違っていなかったが、問題は組織のほうでした。
トップダウン型で、かつミスを許さない体質になってしまっている。
また管理のための業務が非常に多い。そのため社内向けの非生産的な業務が多くなっている、と感じます。

「これ誰のための業務?」と思うことも少なくありません。

また、これは僕の若干わかっていた部分ですが、会社全体における組織の体制や、配属先の業務のイメージが理想と若干異なっていて、ビジネスサイドから少し遠くなってしまっているというのがあります。
ここは優先度をそんなに高く考えていませんでしたが、いざ日々の業務に入ると、ここの優先度をもう少し上げてもよかったなあ、と思います。

今後の転職に対する考え

2回目の転職を経て新しい職場で働き始めて半年。
今感じているのは、

「たぶん、これから先も転職をするんだろうなあ」

ということ。

お給料の面でもさらにステップアップし、事業ドメインも、個人の業務の内容も満足の高い、100点に近い転職をまた目指したいな、と思っています。
家庭のタイミングとかもあるので、まだしばらくは今の職場で頑張るつもりですが。

さいごに

この記事では、僕の2回目の転職の体験談をお伝えしました。
どういう考え方で転職をしていたのかをお伝えできていれば幸いです。

エンジニアにとって、転職は自分のキャリアアップや、環境・生活を変える大きなチャンスです。
今後ますますエンジニアの働き方は流動的になっていくと思います。

2回目、3回目の転職で「こんなに何度も転職していいんだろうか」と考える方もいらっしゃるとは思いますが、全く問題ありません。
僕もたぶんまた転職します。

この記事が、2回目、3回目の転職を考えている方の参考となっていればうれしいです。

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