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【2023年版】WEBエンジニアになるための5つの基本スキル【初心者向け】

駒鳥です。

この記事では、SIerからWEBエンジニアに転職し、プロジェクトマネージャーや事業推進している筆者が、WEBエンジニアを目指す初心者の方や、WEB業界に興味がある方に向けて、WEBエンジニアとして必要な5つの基本スキルを紹介し、それぞれのスキルの概要や学び方について解説していきます。

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WEBエンジニアになるために身につけたい5つの基本スキル

この記事では以下の5つのスキルを扱います。

  • WEB開発に必須なプログラミング言語の基礎知識(HTML, CSS, JavaScript)
  • フレームワークやライブラリの理解(React, Vue.js)
  • WEBサーバーの基礎的な知識(RESTful API, HTTP)
  • バージョン管理システムの利用(Git)
  • データベースの知識(MySQL, PostgreSQL)

1つずつ見ていきましょう。

1. WEB開発に必須なプログラミング言語の基礎知識

WEBエンジニアになるためには、まずプログラミング言語の基礎知識が必要です。
JavaScript, HTML, CSSなどの基本的な言語を習得しましょう。
これらの言語は、ウェブページの見た目や動作を制御するために使われる基本的な仕組みで、ここの理解は避けて通れません。

HTMLはページの構造を作るために、CSSはデザインやレイアウトを整えるために、JavaScriptはインタラクティブな要素を実現するために使われます。

自分でスラスラ何でも書ける、という状態より、それぞれの特性の理解と、必要であれば調べながらでもかける、既存のコードを修正できる、くらいを目指してみてください。

完璧にマスターするよりも、どういうものか、どういうルールで書いていくのかをまずは理解しよう!

HTML

HTMLは、「HyperText Markup Language」の略で、ウェブページの基本的な構造を作成するためのマークアップ言語です。
初心者、未経験からのWEBエンジニアを目指す方が学ぶべき最初の言語で、ウェブページ上のテキスト、画像、リンクなどの要素を配置するために使用されます。
HTMLを習得することで、ウェブページの骨格を構築できるようになります。

例えばこのブログの記事も、タイトルがあって、文章がって、見出しがあって、、といったように構造が定義されていますよね。
この構造を定義するのがhtmlです、

HTML = WEBサイトの構造を定義する言語

CSS

CSSは、「Cascading Style Sheets」の略で、HTMLで定義されたコンテンツの見た目を整えたり、レイアウトを調整するための言語です。
WEBエンジニアの基本スキルに含まれるCSSは、文字の色やサイズ、背景色、要素の間隔や位置などを変更することができます。
CSSを習得することで、ウェブページを見やすく、魅力的なデザインにすることができます。

例えば、見出し部分の文字の色や大きさ、周りとの間隔、罫線などを定義するのがCSSです。

CSS = WEBサイトの見た目を定義する情報

JavaScript

JavaScriptは、ウェブページに動的な機能を追加するためのプログラミング言語です。
初心者のWEBエンジニアが習得すべき重要な基本スキルの一つで、ユーザーとのインタラクションや、ページの内容を動的に変更する機能を実装できます。
例えば、JavaScriptを使って、ボタンをクリックすると表示されるメニューや、画像のスライドショー、リアルタイムで更新される情報などを実現できます。

他にもサーバーに通信して、入力情報や表示情報をやり取りしたりするのもJavaScriptの役割です。

JavaScriptの習得により、ウェブページをより使いやすく、エンゲージメントの高いものにすることができます。

JavaScript = WEBサイトの動きや処理を定義する言語

2. フレームワークやライブラリの理解

HTML,CSS,JavaScriptの基礎を理解したら、次はフレームワーク、ライブラリを使ってみましょう。
プログラミングにおいて、フレームワークやライブラリは重要な役割を持ちます。
初心者のWEBエンジニアが習得すべき重要な基本スキルの一つでもあります。

フレームワークを学ぶ理由

フレームワークは、既に作られた枠組みを提供するため、独自のコードを書く必要がなくなります。
これにより、コーディングの速度が大幅に向上し、開発期間の短縮化につながります。
また、フレームワークが提供する機能は、品質の高いものであるため、セキュリティや安定性も向上します。

実際のWEB開発において、HTMLやCSSを1から手で書いていくことはまずありません。
そんなことをしなくてもWEBサイトの枠組み、1つ1つの要素や機能を用意してくれているのがフレームワークやライブラリです。

これらのライブラリを使ってみて学ぶことで、実際のWEB開発の工程を学ぶことができます。

React

ReactはFacebookが開発した、コンポーネントベースのJavaScriptライブラリです。
Reactは仮想DOM(Virtual DOM)を使い、非常に高速なレンダリングを実現しています。
また、Reactはコンポーネントという概念があり、再利用性が高く、保守性の高いアプリケーションを作ることができます。
Reactは大規模なSPA(Single Page Application)や、ウェブアプリケーションのフロントエンド開発に適しています。

2023年現在、非常に人気の出ているライブラリですね。

Vue.js

Vue.jsはEvan Youによって開発されたJavaScriptのフレームワークです。
React同様、仮想DOMを採用しているため高速なレンダリングができます。
また、Vue.jsはReactよりもシンプルで、コンポーネント指向のフレームワークとして、初心者の方にもとっつきやすいと評価されています。
Vue.jsは小規模なSPAや、ウェブアプリケーションのフロントエンド開発に適しています。

WEBサーバーの基礎的な知識

WEBエンジニアは単に画面を作るだけではダメで、WEBサーバーの基礎的な知識が必要です。
WEBサーバーは、インターネット上で情報を提供するシステムであり、クライアントからのリクエストに対してレスポンスを返す役割を担います。
要するに、URLをブラウザを入力すると画面が表示される、というのがどういうことなのかを、正しく理解することが重要、ということです。

HTTP(S)の仕組み

HTTP(Hypertext Transfer Protocol)は、WEBサーバーとクライアント間で情報をやり取りするためのプロトコルです。
HTTPSは、HTTPにセキュリティ機能を追加したもので、通信内容を暗号化してプライバシーを保護します。
これらはWEBエンジニアとして働くうえで、前提として知っておくべき知識。具体的には、、

  • HTTPメソッド(GET, POST, PUT, DELETE など)
  • HTTPステータスコード(200, 404, 500 など)
  • HTTPヘッダーの役割

これらのようなことは知っておく必要があります。
厳密にはプログラミング言語の学習、ではないので軽視されがちですが、そもそもどうやってWEBが動いているのかについての知識なので、決して侮ってはいけません。

Restful APIの理解

Restful API(Representational State Transfer API)は、WEBアプリケーション間でデータをやり取りするための設計原則です。
一般的には、JSON形式のデータをやり取りすることが多いです。

WEBサーバーの基礎知識を学んだ方にとっては、その応用のようなものです。
実際の開発においては、既にある自社、他社のAPIを活用したり、逆に自分がAPIを用意する、ということもあります。

以下の点について学び、APIの活用方法を理解しましょう。

  • APIエンドポイントの設計
  • リソースの操作(CRUD: Create, Read, Update, Delete)
  • 認証と認可(APIキー, OAuth など)

WEBサーバーの理解とAPIの活用方法を学ぶことで、他のシステムと連携したり、効率的なデータ処理を実現することができます。これらの知識は、WEBエンジニアとしての基本スキルの一部ですので、ぜひマスターしてください。

ちなみに、ここであげたWEBサーバーの仕組みやRestfulの考え方などはこの1冊でマスターできます。
必要な知識を完全網羅していて、めちゃくちゃお勧めです。

4. バージョン管理システムの利用

お次はGit。これもプログラミング言語そのものではありません。
Gitは、チーム開発において欠かせないツールであり、ソフトウェア開発全般で必須のものです。
Gitを利用することで、ファイルのバージョンを管理し、複数人での開発作業を効率化することができます。

例えば、開発中のWEBアプリケーションに機能を追加する場合、Gitを利用することで、変更履歴を確認でき、以前の状態に戻すこともできます。
また、チーム開発においては、誰が何を変更したかを追跡し、衝突(同じファイルに複数人が異なる変更を加えたりすること)を回避するためにGitを利用することが一般的です。

Gitは、Web開発に限らず、ソフトウェア開発において必須のスキルと言えます。
初心者のうちからGitを使いこなせるようになると、チーム開発でも大いに役立つでしょう。

5. データベースの知識

データベースは、WEBエンジニアにとって重要な基礎知識の一つです。
いわゆるバックエンドなのにどうして?と思われるかもしれません。

これは持論ですが、世の中のシステムの大半は、結局のところ「どうやってデータを扱うか」に終始します
そのデータの意味が変わってくるだけ。
経理システムでも、ゲームでも、ECでも。
システムの末端として、データのインプットやアウトプットを行うものの1つがWEBシステムだというだけなのです。

データの形をイメージすることは、実際の画面を作成する上で非常に重要なので、5つ目に挙げさせてもらいました。

データベースには、様々な種類がありますが、MySQLやPostgreSQLが代表的なものです。
これからWEBエンジニアを目指す方であれば両方を学ぶ必要はありません。
どちらかよさそうな方を選んで学んでみましょう。

ただし、フロントエンド開発において直接データベースを触ることはあまりなく、システム全体の設計や開発に必要な知識です。
初心者の段階では、html、css、javascript、フレームワークなどの方が重要ですので、まずはそれらの知識をしっかりつけましょう。

MySQL

MySQLは、オープンソースのリレーショナルデータベース管理システムです。
データベースの操作をSQL言語で行うことができ、WEBシステム開発において幅広く利用されています。
初心者でも学びやすく、多くの日本語のドキュメントやサポートがあるため、WEBエンジニアにとっては有用なデータベースの一つです。

PostgreSQL

PostgreSQLは、オープンソースのオブジェクトリレーショナルデータベース管理システムです。
高い信頼性と拡張性を誇り、大規模なデータの扱いに適しています。
WEBシステムだけでなく、企業システムやデータウェアハウスなど、多くの場面で利用されています。

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まとめ

WEBエンジニアとして習得したい基礎スキルを5つ、ご紹介しました。
WEBエンジニアとしての基礎を築くためには非常に重要なスキルたちです。

ただし、今後のトレンドの変化によっても、何を学ぶべきかは変わってきます。
常に学び続ける心をもって、これらの学習に取り組んでみてください。

これからWEBエンジニアを目指す方々にとって、この記事が役立つことを願っています。
それでは!

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